よもぎ風呂【入浴剤情報】

素材由来

キク科ヨモギ属の多年草。

主要成分

シネオール、タンニン、クロロフィル（葉緑素）、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、鉄分、リン、カルシウム

作り方

• 生の葉を採取し布袋に入れて浴槽のお湯に浮かべる。
• 生の葉を採取し乾燥させた乾燥よもぎを布袋に入れてお湯に浮かべる。

効能効果

• 腰痛、関節痛、神経痛の緩和
• 肩こり解消
• 筋肉痛の解消
• 冷え性の予防・改善（保温作用）
• 痔
• 湿疹、かぶれ（皮膚のトラブル対策）
• 美肌効果
• アトピー性皮膚炎の予防
• 血行や新陳代謝を促進する効果
• 精神安定、リラックス効果
• 安眠、快眠効果
• 発汗作用
• 抗菌作用
• ストレスの予防、改善（抗ストレス）

利用上の注意

稀によもぎアレルギーの方がいます。また、妊婦の方は使用を控えましょう。

入浴剤の備考

よもぎの香りに包まれて身体の疲れだけでなく、心の疲れも取れそうです。

【追記：実用ガイド】

分量の目安

• 乾燥よもぎ：20g 前後／1回（お茶パック1?2袋相当）
• 生葉：乾燥品の約2〜3倍量
• 敏感肌・子どもは半量から試す

作り方のコツ

• 袋に入れる：だしパック／ガーゼ袋で繊維流出を防止
• 煮出し：水1〜1.5Lで10分煮出し、煎液＋袋を浴槽へ
• 揉み出し：湯中で袋を軽く揉むと香りが立ちやすい

入浴条件

• 湯温：38〜41℃
• 時間：10〜20分（のぼせやすい方は短め）
• 頻度：週1〜3回を目安に調整

後片付け・給湯器への配慮

• 循環式（追い焚き）・24時間風呂・エコキュート：葉の繊維でフィルター詰まりの恐れ
  • 必ず袋入りで使用
  • 入浴後はすぐ排水し、フィルター洗浄
• 袋なしでの直接投入は不可
• 残り湯の洗濯利用は非推奨（着色の恐れ）
• 大理石・木製浴槽は着色・染みに注意

保存・準備

• 乾燥よもぎは遮光・乾燥・密閉で保管（湿気→香り低下・カビ）
• 野外採取は誤採取・残留農薬に注意（初心者は乾燥品購入が安全）

ブレンド例（袋入り必須）

• ゆず皮：爽やかな香り（冬）
• しょうぶ：清涼感（端午）
• ラベンダー少量：リラックス系

※初回は単体で様子を見てからブレンドしてください。

よくある質問

• 香りが弱い：煮出し時間を少し延長／分量を5〜10g増
• 肌に合うか不安：薄めた煎液でパッチテスト（腕内側に10分）
• 風呂以外の使い方：足湯・手浴（洗面器のお湯に煮出し液を加える）
• ペットと入浴：種類により影響が異なるため獣医師へ相談

免責・注意（強化）

• キク科アレルギーの方は使用を控えるか、必ずパッチテスト
• 妊娠中は使用を避ける。授乳中は慎重に
• 記載の効能は温浴・香りによる一般的なリラックス／清潔効果が中心であり、疾患の治療・予防を保証するものではありません

初めては「20g・袋入り・短時間」から。慣れてきたら香りの濃さを微調整しましょう。